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末期がん(肝臓がん)闘病記 51

51:オ・バ・ケを見る???

~この闘病記の内容は2004年(平成16年)5月頃の出来事です。~



午後9時、病院ではもうすぐ消灯時間となる。。。

私は、ベッドで横になる事にした。



どの位寝ていたのだろうか。。。

何時か分からないがふと目が覚めてしまった。



不思議な事に、目は明いたのだが両手両足が動かない。。。

身体全体が動かないと言ったほうが分かりやすいと思う。


動かそうとしても身体全体がビクともしなかった。

ただ、何が何だか分からず、必死でもがいていたのを覚えている。


しかも、この時に限って個室だったのだ。。。




目だけは動かせたので辺りを見回すと壁の所に若い男が現れた。

電気は消してあったので暗いはずなのだが男の姿はハッキリ見えた。

その男はとてもやせ細っていた。。。


すると突然、その男が壁の上の方から私目がけてティッシュを箱ごと
投げつけてきた。


私はものすごく驚いて、身体は動かせないまでも、
顔をよけるしぐさで対抗していた。


そして、声は出せなかったけど必死で、
『何をするんだよ! 危ないじゃないか!!!』 と訴えていた。


何とか逃げようと身体を動かそうとするが、どうにもならなかった。




そうしているうちに今度は白髪交じりの長髪のおじいさんが出てきた。


その老人の手には、見たことも無い大きな注射器が抱えられていた。

その老人は突然、天井から注射器を持ったまま飛び降りてきた。


その時、やせ細った男が私の身体を押さえつけ、
老人がその注射器で私を刺そうとするので私は必死な思いでそれを跳ね除けた。



・・・とその瞬間、急に身体が動いた。。。



私は、何が何だか分からないまま急に恐ろしくなり、病室の電気と言う電気を全て、
スイッチを入れて明るくした。


静かだと怖いのでテレビもつけた。



明るくなった部屋には、私だけで誰もいなかった。。。

末期がん(肝臓がん)闘病記:オバケ??







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⇒52:喫煙所で一夜を過ごす。。。







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