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末期がん(肝臓がん)闘病記 210

210:【がんの告知】について思う事 2

~この闘病記の内容は2005年(平成17年)11月頃の出来事です。~



医者の発言と言うものは患者やその家族にとても大きな影響を与えるものだと思う。

まして【がんの告知】ともなれば尚更だ。


その【がんの告知】を患者本人に告げないとなるとどうなのだろう・・・。

患者を安心させる意味かも知れないが
医者は患者本人の前では楽観的なことを言い、
その後別室では家族のみが呼び出され悲観的な言葉を告げる。。。

しかも家族は本人には何とか悟れないようにと毎日辛い日々を送ることになる。


私が入退院を繰り返している中でも家族だけが知らされて
本人には告知していない方が何人もいた。


兄としてもいろいろ身辺整理や自分なりに思い残した事も沢山あっただろうが
それさえも病状の悪化をたどる中で何一つ叶う事は無かった。


【がんの告知】と言うのは
家族、そして医療現場でも賛否が分かれる問題なのかも知れない。

ただ、本人が【がんの告知】を受けている場合とそうでない場合では
いろいろな面で違いが出てくると私は思う。


兄の場合も、もし告知を受けていれば
私達家族ももっと兄に対して他の接し方があったのではないかと
今でも悔やむ事がある。

自分自身の身体を守るためにも患者本人が告知を受けていれば
家族もまた患者と同じバランスの中で治療を受ける事が出来、
またこれは本当に大切な意味を持つと思う。

患者自身はいろいろな治療方法がある中で何を選択するかと言う事は
自分自身の身体を守るために必要な事だと思う。









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⇒211:肺がんで亡くなった父の事を想う



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